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国体での正式競技以外に、子どもからお年寄りまで参加できる「デモンストレーションスポーツ（デモスポ）」が実施され、今回はその中のひとつ、合気道を紹介します。

　合気道は相手の打・突といった攻撃を無手で制する武道の一つです。

　和の武道の発展を自分の心を強く

　今回のデモスポには、今治合気会の今治道場と波方道場の門下生80人が参加します。同道場ができたのは、代表の橋田一美さん（63）が28歳の時。

　橋田さんは愛媛大学の合気道部に所属しており、小学校の教諭として今治へ帰った時、地元に「勝ち負けにこだわらず、相手を尊重し、命を大切にする合気道の精神を広めたい」と立ち上げました。そのおもしろさは徐々に広がり、今では人気のスポーツとなっています。

　自分の弱い心を強くしたいと、小学２年生で入門したのは渡邉悠人さん（南中１年・12）。小さい頃は弱虫で、すぐに泣いてしまう性格でした。

　「合気道をはじめてから体力がつき、自信もついた。今後の目標は早く黒帯を取ること」と渡邉さん。

　大会は７月30日、今治市営中央体育館（別宮町６）で開催されます。