…… TOPICS 詳細 ……


今治

文化

2017.08.12

内なる想い形に! 高校生国際美術展

714号7ページ

今治工業 宗野さん、県で一人の快挙

美術工芸教育研究会賞受賞

 第18回高校生国際美術展が先頃開催され、今治工業高等学校3年の宗野玲奈さん(18)の作品が、美術の部で1点のみ選ばれる、全国高等学校美術工芸教育研究会賞を受賞する快挙を成し遂げました。

 同展の美術の部には、全国から1348点の応募がありました。宗野さんの題名は「在る」。宗野さん自身をモデルに、内にある複雑な思いを、張子の技法で約5ヶ月かけ、形にしました。「受賞を聞いた時は実感がわかなかった。自分に似るように調節するのが大変で、首を繋げて立体に組み合わせるのが難しかったが、作品作りは楽しかった」と話しています。

 また同校では、宗野さん以外にも3年生の新居田友音さん(17)、長尾菜未さん(17)、藤本乃愛さん(17)、2年生の井手喜大さん(16)、村上百華さん(16)の5人も入賞するなど、好成績を残しました。

 生徒らを指導している明日智恵美先生(29)は「昨年からアイデアを発表しあいプレゼンする時間を設け、個々人が刺激しあった」と笑顔です。

 宗野さん、新居田さん、井手さんの作品は、今月20日まで、東京の国立新美術館で展示されます。

 


ページトップへ