…… TOPICS 詳細 ……


今治

ショップ

2017.10.07

「猪骨ラーメンで有名に」

718号2ページ

今治市 インターネットで資金募集

イノシシを丸ごと使用



  今治市は、地域おこし協力隊員の起業を支援するため、ふるさと納税制度を活用して、インターネットで資金を募る、「ガバメントクラウドファンティング事業」での寄付を募っています。同様の事業は、愛媛県では西予市に次ぎ、2例目。

 寄付を募る事業は、来年4月に協力隊を退任予定の吉井涼さん(36)が行う「猪骨ラーメン専門店」の開業です。大三島は、害獣であるイノシシを資源として活用しようと、「しまなみイノシシ活用隊」が発足。同団体のイノシシ肉は、「第1回日本猪まつり」で日本一に輝くほど、臭みも少ないのが特徴です。

 猪骨ラーメンは、全国でも初めてで、すでに話題になっています。ラーメンは、イノシシの骨でだしを取ったスープに、イノシシの肉で作ったチャーシューをのせています。また大三島の無農薬レモンや伯方の塩を使用し、臭みもなく、スープもあっさりしているため、女性にも飲みやすい味になっています。

 「今治市にも猟の仕方、捌き方から協力してくれた活用隊の方にも感謝している。イノシシの骨が捨てられていることを知り、供養もかねて活かしたい」と、同団体のメンバーでもある吉井さんは話しています。

 寄付は、ふるさと納税制度の対象となるため、税控除のメリットもあります。寄付した方は、寄付金額のうち2000円を超える部分について、個人住民税の概ね2割を限度とし、所得税と合わせて控除できます。ただし、控除を受けるには確定申告、又は特例申請書の提出が必要です。期間は今月末まで。また、寄付金額に応じて様々な特典もあります。



【問】361514(今治市地域振興課)

https://www.furusato-tax.jp/gcf/188


ページトップへ