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今治

イベント

2017.10.14

NPO慈照会 「土に触れ、心身元気に」

719号2ページ

今治初 農作業中心に支援

 

 NPO法人慈照会(今治市延喜)は、社会復帰を目指す人や自分の居場所を探している人に向け、今治市では初めてとなる、農作業を中心とした支援を先月からスタートし、反響を呼んでいます。

 同法人は今年、設立。先月1日に、就労継続支援B型事業所「イマバリ寺ス」を開所しました。同所では、近隣の田畑を利用し、田植えや稲刈り、いちごやレモンの栽培、収穫など年間を通して、様々な農作業を行っていきます。

 理念は「自然のなかで共に生き、共に学び自分らしく」。太陽の下で土に触れ、農作業により汗をかくことで、身体を使ってものを作る喜びや、生きることの根本を学べます。また同所では、利用者一人ひとりに応じた、支援を大切にしており、農作業が難しいという方には、野外での作業だけではなく、気軽にできる室内での作業もあります。

 サービス管理責任者の松本美幸さんは「ありのまま、自分らしく安心できる居場所を見つけてもらいたい。人として生き方や暮らし方を、ご本人やご家族の方と一緒に考えていきたい」と話しています。現在、同所の利用者募集中です。

【問】310808

(イマバリ寺ス)


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