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今治

生活

2017.12.09

今治西高 生徒に実践的な英語力を

725号2ページ

授業で外国人と会話

 タブレット端末を使用



 今治西高校の1年生らが、タブレット端末を使って、外国人講師と直接、英会話を行う授業が注目を集めており、このほど行われた公開授業でも、県内の英語教師らが、その様子を見学しました。

 愛媛県の英語教育推進指定校に選ばれている、県内屈指の進学校の同校。大学入試でも話す・聞く・読む・書くという4技能を今後は求められるようになるため、より実践的な英語の授業に力を入れています。

 今年から導入したオンライン英会話は、1年生全ての英語授業の中で、年間12回、計画しています。生徒らは一人ひとり、タブレット端末を使用します。

 フィリピン在住の英語講師の顔を見ながら、授業の度に、将来の夢についてなどテーマを変え、テキストに沿ってマンツーマンで英会話を楽しみます。授業の最後には毎回1分間、生徒同士がペアでスピーチを行います。

 仙波奈都美さん(16)は、「最初は話すことが恥ずかしかったけれど、今は英語に耳も慣れ、授業が楽しい。西高に入ってよかった」と笑顔で話します。

 また「グローバル化の中で、生徒たちには海外でも英語を通じて自分の考えを伝え、また相手の考えを引き出す、より実用的な力をつけてもらいたい」と、授業を担当する、小笠原大地先生(29)。

 


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