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13年前から活動

　四国八十八ヶ所へんろ道文化を世界遺産登録に推進しようと、今治商工会議所女性会の約25人が３月24日、第55番札所の南光坊（別宮町３）でお接待を行いました。

　この活動は13年前から始まり、今年も広島など全国各地から訪れた人々に、餡入りの餅や郷土菓子「ぱんぱん豆」、人気の柑橘「甘平」などを振る舞いました。

　同会のメンバーらは、前日から「ぱんぱん豆」を作り袋詰めし、当日も朝７時から餅をつくなどし、約３００人分を用意しました。「地域と共に、皆ができることを続けていきたい。おもてなしの心を届けられたら」と話す会長の楠橋えい子さん（70）。

　広島県からバイクで来た河合雅俊さん（59）は昨年４月に亡くなった母親の一周忌の前に、八十八ヶ所全部まわろうと計画。「今治市内六つの寺でまわり終える。南光坊が打ち始め。今日はラッキーだった」と河合さん。