…… TOPICS 詳細 ……


今治

教育

2018.06.09

中央図書館が文科大臣表彰

741号1ページ

子どもが本好きになる企画を実施



 今治市立中央図書館(常盤町5)は先ごろ、読書の推進に役立つ優れた取組みが評価され「子どもの読書活動優秀実践図書館」文部科学大臣表彰を受けました。

 同表彰は平成14年度から実施され、平成28年度の今治市立大西図書館の表彰に続き、今治市では2館目となります。同一自治体内の図書館が3年以内に表彰されるのは全国でも稀で、様々な取組みが評価され、受賞につながりました。

 同館では「動く絵本の上映会」や「読み聞かせ会」、子どもたちが将来の仕事や進路について考える機会になる「図書館員体験」など、赤ちゃんから小中学生対象のイベント・講座などを実施しています。

 新しく始めた「絵本のかるた大会」から、10年以上継続しているイベントのほか、ボランティア団体の協力による「おはなし会」など、子どもらが図書館や本に興味や親しみをもち、参加できる企画を常に考えています。

 また、年間来館者が27万人を超え、児童用の本も年々約2000冊増やし、現在9万冊を超えています。

 館長の海田良二さん(57)は「本のある生活の楽しさを体験してもらいたい。子どもたち、図書館に来てください。楽しいですよ」と話しています。


ページトップへ