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今治

イベント

2018.07.14

バリィさん田んぼに現れる 違う色の稲で巨大アート

744号2ページ

7月下旬に鑑賞会、10月に稲刈りも予定




 今治青年会議所(片原町1)主催の田植え体験、今バリィ村「田んぼアート」が先ごろ、さいさいきてや付近(中寺)で行われました。同イベントは、助け合う精神や、感謝の気持ちを育んでもらおうと、同会議所が初めて実施し、当日は関係者や今治市在住の小中学生、その保護者や南高等学校農業科の生徒ら約300人が、泥んこになりながら田植えを行いました。

 「田んぼアート」は、水田をキャンバスに見立て、色の異なる稲を使って巨大な絵を描きます。葉や穂が緑や紫、黄色などに育つ古代米など4種類を使用し、苗が成長すると今治地域のゆるキャラ「バリィさん」が浮き出します。

 幅25m・長さ100mの田んぼアートが見渡せる、高さ6mの矢倉も常設し、時期により色合いの異なるアートが稲刈りまで鑑賞できます。7月下旬に鑑賞会、10月に稲刈り体験なども計画中です。

波方小学校の菊川礼喜さん(9)は「難しくて、20本ぐらいしか植えられなかったけど、おもしろかった」

 同会議所、今バリィ村村長の塩見仁士さん(38)は「委員会メンバーや数多くの団体の方々の協力があって実現でき感謝している。想いを一つにする楽しさを体感してもらいたい」と話しています。


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