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今治

文化

2018.07.14

岡山理科大獣医学部 モンゴル生科大と協定 学生・教員ら交流、研究も連携

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 岡山理科大学(柳澤康信学長/岡山市)は5月中旬、モンゴル国立大学で最古の名門、モンゴル生命科学大学(ヘルーガ学長)と教育・研究交流協定を結びました。その後、今治市に新設された同大獣医学部(吉川泰弘学部長)とも生命科学や獣医臨床などの分野で協力する覚書に調印しました。

 岡山理科大学には、生物地球学部があり、自然のしくみや環境変化などフィールドワークを中心に活動しており、特に恐竜研究で有名。モンゴルの同大学も50年以上の歴史があり、恐竜化石の研究などの分野で、長年交流を深めていました。

 今回の交流協定は、岡山市の同大学で行われ、岡山理科大から柳澤学長や吉川獣医学部長らが出席。モンゴル側は、モンゴル市長、ヘルーガ学長、ゴンボジャブ学部長らが参加しました。

 翌日には、場所を今治キャンパスに移して「獣医学部」同士の覚書を取り交わしました。今後は、学生や教職員の交流、研究連携が深まることが期待されます。

 吉川学部長は「モンゴルは遊牧民文化が発達していて、馬や羊などの感染症や寄生虫の共同研究にも期待ができる。今治特産の野間馬も繁殖ノウハウを学んだり、モンゴルからの恐竜の化石をMRIで分析するなど将来、研究の夢も広がってくる」と同協定の意義を強調しています。


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