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今治

生活

2018.09.08

今治市医師会 妊娠、子育てママをお助け

749号1ページ

タクシー5社と連携し、24時間送迎



今治市医師会(別宮町7・木本眞会長)は、市内のタクシー会社5社と連携し、妊娠中のママが定期検診や陣痛がきた時、また子育てで困った時など、24時間いつでも送迎を利用できる「こうのとりタクシーサービス」を91日から開始。県内では初めての試みで「いざという時も安心」と反響を呼んでいます。

 

通常料金で利用可

「いざという時も安心」



 同サービスは、会員制。妊婦さんは定期検診や陣痛がきた時、また子どもの送迎など子育てでの困った時など、24時間いつでもタクシーを利用できます。料金は、通常利用するタクシー料金と同じです。

 利用するには、事前登録が必要。登録は無料で、利用するタクシー会社に名前、住所、電話番号、緊急時の連絡先と、妊娠中の場合は、産院、出産予定日を申請します。もしもの時も、迅速かつ安全に産院へ直行できます。また送迎中、妊婦さんが話せないような場合も無線で事務所に連絡し、必要な情報は産院に伝え連携をはかるため、安心です。

 「救急車を呼ぶのは恥ずかしかったので助かる」、「小さい子どもの検診で荷物が多くて大変だった」と利用者からすでに喜びの声も上がっています。

 サービスは、今治市内を中心にまずは行っていく予定。サービスの提供を行う、有限会社第一・延喜タクシーの岡本武夫代表取締役と、ときわタクシー株式会社の矢野秀樹代表取締役は「お母さん方に安心してもらうため、その一助を担えたら。また出産が終わったら連絡ください」と話しています。

 今後、同医師会では送迎時に関する講習を運転手へ定期的に開催し、起こりうるハプニングなどを学ぶ機会も設ける予定です。

 「我々の使命は市民の皆さんの命を守り、安心して暮らせる街にすること。お母さんのストレスを少しでも解消し、地域全体で見守っていけたら」と木本会長。


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