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今治

教育

2018.10.06

日本最大規模ピアノコンペティション 狭き門突破し全国入賞

751号1ページ

東中等教育4 瀬戸さん四国から唯一出場

「岩佐先生が私を変えた」

 

 日本で最大規模の参加人数を誇るコンクール「第42回ピティナ・ピアノコンペティション」の全国大会が先ごろ開催され、今治東中等教育学校4年の瀬戸佑紀奈さん(15)が中学3年と高校1年のE級部門に四国から唯一出場し、入賞しました。

瀬戸さんは7月に開催された全国の地区予選に出場した、1263人の中から見事選ばれ地区本選に出場。さらに地区本選から全国大会に出場できるのは38人という狭き門を突破しました。

特に全国大会では、課題曲が4曲あり、それを全て覚え計約20分弾き続けなければならず、今までにない苦労もありました。課題曲の1つ、ベートーヴェンの曲がどうしても掴めなかった瀬戸さん。何度も繰り返し練習し、レッスン中に撮影したビデオを家でも見直し、身体に染み込ませていきました。

誰かに強制された訳でもなく「瀬戸さんは自分が練習したくてしている感じ。自分の決めたことを淡々とやり続けています」と教えている岩佐生恵先生。音楽が好きで、誰より音を楽しんでいる岩佐先生とのレッスンを重ねる度、純粋に音楽を楽しめるようになった瀬戸さん。

「ピアノも私自身のこともよく理解してくれ、本当に感謝しています。先生との出会いが私の人生を変えた」と話しています。

 


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