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今治

イベント

2018.10.13

西条祭り 今治助っ人参上

752号1ページ

担ぎ手として応援

 

江戸時代から続く豪華絢爛な秋の「西条まつり」で、人手不足や地域の高齢化などの悩みを解決するため、今治から縁の下の力持ちになろうと応援している人がいます。

その人は、株式会社車金商会(南宝来町1)の代表取締役の越智紀方さん(57)です。

越智さんは10年前から西条まつりの最後を飾る飯積神社祭礼に出向き、飯岡地区の野口太鼓台を担ぐかき夫として祭りに参加してきました。

それから交流は続き、今では5月に吹揚神社(通町3)で行われる春祭りには、西条まつりで知り合った友人らが神輿を担ぎに来るなど、お互いが助け合ってそれぞれの祭りを盛り上げています。

また越智さんは自身の仕事である鉄工や溶接の技術を活かし、祭りで使う台車も飲み物を入れるクーラーボックスの収納スペースなど、少ない人数でも負担の少ない便利なものを制作するなど、見えない部分でも助けてます。

「祭りを行う季節が違えば、地域を越えて助け合うことができ、どんな時代でも状況は変わるのでは」と越智さん。

1017日に飯積神社で行われる祭礼には、今治から17人が参加します。


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