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今治

教育

2018.10.13

岡山理科大学獣医学部 初の大学祭 成功させたい

752号1ページ

企業へ協賛依頼など奮闘

 ゆめこい祭122



今治市に4月に開設した岡山理科大学獣医学部の学生らは、122日に行われる初めての大学祭を成功させるという目標に挑戦、一致団結。イベント企画の考案や練り直し、地元企業への協賛依頼など、日々奮闘しています。

 

同大学は当初、今年の大学祭を見合わせる予定でした。その事実を知った学生らは学部長らに「私たちは充実し楽しい学生生活を送っていることを、市民の方に来てもらい肌で感じてほしい」と直談判。

6月下旬に大学祭の実行委員会が発足し、8人のメンバーが集まりました。大学祭の名前を公募し「夢をもった学生がいこいの丘に集ったから」という理由で「ゆめいこい祭」に決定。実行委員長には獣医学科の仁田尚さんが選ばれました。

同委員会のメンバーを中心に、夏休みも返上で出し物の制作や企画の考案、今も授業が終わった後に協賛してくれる企業をお願いにまわっています。

「大学6年間、何も挑戦せずに終わりたくなかった。委員長を頼まれ、悩んだがやるしかないと思った」と話す仁田さんは東京都出身。動物の健康が最終的には人の健康にもつながると、獣医師を目指し入学しました。

初の一人暮らしで一番実感したのは、今治市民の温かさでした。通学途中、見ず知らずの人が「獣医さん頑張ってね。応援しよるよ」と歓迎してくれたことに胸が熱くなりました。「市民の方と共に、地域に根付いた大学をつくっていきたいので、一緒に盛り上げましょう」と話しています。


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