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今治

生活

2018.11.10

今治初「笑顔で集まる場を」 乳がんの患者会を発足

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今治市に住む乳がん患者2人が、みんなでこの病気のことを話せ、笑顔で気軽に集まれる場所をつくろうと、市内では初となる「今治若葉の会」を10月末に立ち上げ、反響を呼んでいます。

 

 

同会は、八木佐織さん(46)と中村さんの2人で設立。月に1回程度定期的に集まりランチなどをしながら、情報交換を行う予定。乳がん患者だけではなく、乳がんの不安のある方も参加可能です。

「乳がんの種類があることも、治療法や抗がん剤の効き目も人それぞれ。自分1人で悩んでいてはだめだと感じた」と2人。

八木さんが乳がんと診断されたのは2月でした。それまで小学生から高校生まで3人の子育てと仕事に、忙しい毎日を過ごしていましたが、青天のへきれきでした。胸が張り、何か違和感があったため検査すると約2センチの腫瘍があることが分かりました。翌日には四国がんセンター(松山市)に入院し手術。左胸を全摘出しました。

手術後は、抗がん剤でまゆ毛やまつ毛、髪の毛は抜け落ち、足の裏の皮まで剥げました。抗がん剤が合わず、呼吸困難を起こしたこともありました。

苦しかった時、偶然一緒の日に入院し、部屋も同じでベッドも隣同士だったのが中村さんでした。同じ病気で、悩みや不安も同じ。「中村さんと話すだけで心がほっとした」と八木さん。

手術をすれば完治するものではなく、抗がん剤治療で1日中、横になっていないと身体が辛い時もありました。日常の生活もがらりと変わりました。

病気のことを話すのに勇気がいる一方、親身に支えてくれる友達がいたことに「本当に人のありがたみが分かり、感謝の気持ちでいっぱい。病気になって、人生観が変わった」と中村さん。

「私たちの乳がんは、完治はないので、一生付き合わなければならない。だけど制限せず、人生を楽しく生きたい。一緒におしゃべりしましょう」と2人は話しています。現在、会のメンバー募集中。

【問】☎090・4339・0888(八木)


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