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今治

生活

2018.12.22

県病院、早期建て替え要望

759号1ページ

今治の医療を考えよう!マイタウン特別対談

菅良二市長×木本眞医師会長




救急体制や、高齢化問題山積み

「安心して暮らせる街に」 

 マイタウンは先日、菅良二市長と木本眞医師会長による特別対談を行いました。対談の中で、救急体制は崩壊寸前、老朽化が進む県立今治病院の早期建て替え、人口の3割以上が65歳以上と様々な課題が浮き彫りに。そんな現状を打開し、安心して暮らせる街にしようと、今後の展望や課題などについても話し合いました。

 

 今治市の医療現場では現在、様々な問題を抱えています。24時間365日の救急体制はすでに崩壊寸前。3年前まで10の病院で担っていましたが、現在は8病院になり各病院の負担は増えるばかり。

  今年4月に、今治市医師会市民病院に愛媛大学医学部附属病院からの医療チームの派遣が決まるも、医師の高齢化や看護師、薬剤師などの医療スタッフ不足は年々深刻になる一方で、課題は山積みです。

 充実した医療体制を構築するため「圏域の医療を守る核である県立今治病院の早期建て替えを、医師会と協力して、県に継続して強く要望していきたい。建て替え場所やヘリポートの設置など、スピードを上げ協議したい」と話す菅市長。

 また今年9月末現在で市内の高齢化率は34%と、市民の3人に1人が65歳以上の高齢者で、さらに高齢者の2人に1人が75歳以上という状態です。今後はさらに医療や介護を必要とする人が増えていきます。「今治市をブロックに区分けし、そのブロックごとの医療・介護システムを構築し、細やかな具体的対応が可能となるように、市や介護事業所と共に取り組んでいきたい」と木本今治市医師会会長。

  さらに細かな対談内容は次回、1月12日号のマイタウンで紹介します。

 


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