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新居浜

文化

2019.01.19

詐欺被害が多発! 新居浜警察署

304号1ページ

30〜50代女性もターゲット
不審と思えば即電話
全国で、高齢者や中高年女性を狙った詐欺が多発しています。有料サイトの利用料や融資保証金の要求など、手口は様々で、「誰もが標的に」なる恐れがあります。油断は禁物。不安を感じたら、即相談を!

新居浜警察署管内では、1昨年10件(被害額約5000万円以上)、昨年、3件(約270万円)の被害が発生しました。
 昨年の2件は、「サイト利用料が未納」とウソの請求メールが届き、連絡すると「法的措置を取る」と言われ、電子マネーを購入させられた架空請求詐欺。1件は、「低金利融資をします。代理保証人を立てるため保証金が必要です」と言われ、現金約200万円を騙し取られたケースです。
 同署では、「被害件数は、被害届けが出た件数なので、実際に被害にあっている件数は、もっと多い。これまでなら、高齢者が被害にあうことが多かったが、最近では、30~50代の女性による被害が増えている。不安を感じ、詐欺かと思ったら、迷わず相談を!」と、呼び掛けています。
▽市役所や年金事務所の職員を語り、「お金(還付金)を返すから、ATMで手続きをして」とだます還付金詐欺。▽社債や株の話をして、「必ず儲かるから、代わりに購入してほしい」と持ちかける金融商品取引を装った詐欺など、啓発チラシで具体的な手口が紹介されています。
 電話、はがき、パソコン、スマートフォンなど連絡手段は様々ですが、犯人側が持ちかけてくる「言葉」の中に、詐欺を疑うキーワードがあると言います。
「キャッシュカードを預かります」(警察官や銀行協会を装った悪質詐欺)。「宅配便でお金を送れ」(間違いなく詐欺)。「お金が戻る」(市に確認を)。「キャッシュカードと携帯を持ってATMへ」「ATMについたら電話を」(ATMに還付金の受け取り機能なし)など。

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