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新居浜

生活

2021.02.06

農業で別子山の魅力発信

353号1ページ

じゃがいもやソバの実を栽培
地域おこし協力隊員の鴻上さん


 別子山で地場産品の開発や地域の魅力などをPRする別子山地域おこし協力隊員として、一昨年7月から活動している人がいます。その人は大阪府出身の鴻上英晴さん(53)です。
 地域活性化が目的の「別子山未来プロジェクト」に魅力を感じ、一昨年の7月に同隊に着任しました。現在は、良質なメープルシロップが採取できる「サトウカエデ」の育成や健康増進効果が高い「朝鮮人参」の栽培育成に取り組んでいます。
 高知県の植物博士武井道夫先生に栽培方法など指導を仰ぎ、新たなブランド開発に向けて試行錯誤を繰り返しています。
 昨年は、天空のじゃがいも500キロと、ソバの実40キロを収穫。「地元農家さんの協力でシカやサルの被害対策もでき、住民の繋がりの深さに感謝している」と鴻上さん。
 3月から開始するマイントピア別子の産直市にも参加を決め、秋頃の出品を目指しています。
 「農業で地域を元気にし、魅力溢れる別子山を全国に発信したい。楽しみながらお世話になった人たちに恩返ししていきます」と笑顔です。

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