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今治

生活

2022.04.09

最新の浄水場“バリウォーター”が高橋に

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高性能な膜ろ過整備

災害時の給水・自家発電も

今治市は新設工事をしていた高橋浄水場を完成させ先ごろ、通水式を行いました。同施設は最新のろ過設備で安全な水を安定して供給できるほか、自家発電や応急給水など災害時の防災拠点として対応できる設備も備えています。また愛称は、今治西高の藤田有美さんが考えた「バリウォーター」に決定しました。

 新しく整備された高橋浄水場は、市内を流れる蒼社川から原水を取り入れ、膜でろ過する設備です。膜は水環境の大手企業「メタウォーター」のセラミック膜を使用。同社の膜は原水をろ過する穴は1ミリの一万分の1と極めて小さく、粘土や細菌、ゴミなどほとんどの異物は膜で取り除くことができます。

 高性能な上、災害時の応急給水設備、自家発電設備も設けており、エネルギーの地産地消にも努めた施設が誕生しました。

 浄水場から供給できる水は1日最大4万トン、約8万人へ給水可能に。大西のほか、玉川・菊間地区への送水も見込まれており、より広範囲に安定して安全な水を供給できます。

 元々、市には昭和46年に完成した小泉浄水場がありましたが、50年が経ち老朽化が進行。主要な浄水場として機能を維持管理するには莫大な労力と費用を要すること、また大規模地震への耐震性能も不十分だったため、高橋に移転を決定。平成29年から工事を開始し、約5年かけ完成しました。

 通水式は、徳永繁樹市長らと共に菅良二前市長、メタウォーターの山田賢二社長ら関係者約50人が出席しました。徳永市長ら4人が通水のボタンを押し、水が一気に流れ始めました。浄水場の愛称は応募総数392件の中から今治西高の藤田有美さんが考えた「バリウォーター」に決定。「限りある水資源を、多くの人に覚えてもらいやすい名前にしました」と藤田さん。

 式当日は、特別に準備した蛇口から水が出ており、遠足に来ていた日高小学校の児童らは「冷たくて気持ちいいね」と笑顔いっぱいでした。


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