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新居浜

生活

2022.10.22

「保護犬・猫に飼い主を」 市議 小野さんら譲渡会開催

394号1ページ

「人と動物が共生できる街に」


新居浜市議会議員の小野志保さんと市内の高校生ボランティアサークル「メイ」らは飼い主のいない保護犬・猫が生涯幸せに暮らせるよう、第3回犬猫譲渡会を11月3日、新居浜駅前 人の広場(坂井町2)で開催します。

 小野さんがこの活動を始めたのは日々、市民からの様々な相談を受ける中で、多頭飼育崩壊や鳴き声、匂いなどの近隣問題に関わったことがきっかけです。取り組んでいくうちに多頭飼育崩壊は不妊去勢手術を受けさせていないことも一因だと分かりました。 
 特に猫は繁殖能力の高い動物で、4カ月に一度妊娠が可能。「不妊去勢手術を行うことで望まない繁殖は止められます」と小野さん。イベントでは、終生飼養や飼育環境、命の大切さや手術についても伝え啓発しています。 
 また、新居浜市も飼い主のいない猫の不妊去勢手術費用の一部を補助。年度の予算がなくなり次第受付は終了しますが、メスは1万円、オスは5千円を上限に対応。市から県の動物愛護センターに送られる頭数の減少を見込んでいます。 
 小野さんは「犬も猫も命が尽きるまで飼育。新居浜を人と動物が共生できる街にしていきたい」と話しています。 
 当日は気軽に参加できるようマルシェも開催し、飲食店や雑貨の販売も。時間は10時から15時。 

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