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得意技は左上段回し蹴り

４年後、世界制覇目指す

　第39回オープントーナメントウエイト制全日本空手選手権大会（極真会館主催）が先ごろ、大阪府で開催され福田道場の師範福田高広さん（48）が見事優勝しました。

　同大会、福田さんは40歳〜49歳以下の壮年男子、軽量（69・９キロ以下）の部に、第１シードで出場。準決勝に２回延長し６分の長丁場を制覇すると、決勝では得意技の左上段回し蹴りで見事、制覇しました。

　高校１年生の時、強くなりたいと思い始めた空手歴は約32年になります。寝る間を惜しみ毎日練習し、２００３年には全世界空手道選手権大会に日本代表として出場するまでに。

　防具をつけないため、怪我も日常茶飯事で右手右足は計13回、手術しました。「子どもたちには親の大切さ、挨拶の大事さ、そして本当の強さは心の優しさをつくることを伝えていきたい」と福田さん。

　今後の目標は、４年後になる世界大会制覇。「優勝して現役引退したい」と今日も、子どもたちと一緒に汗を流しています。