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県大会 初の三冠で全国へ

　第55回全国ミニバスケットボール大会の県予選が開催され、新居浜市の「神郷ミニバスケットボールクラブ」（近藤慎治監督）が優勝し、全国へのキップを勝ち取りました。

　１回戦から順調に勝ち上がった同チームは、決勝で最大のライバル宇和島明城（宇和島）と対戦。開始から白熱の展開で、試合を決めたのは４クォーター残り27秒から。点差は１点リードされる中、６年生たちが躍動。ボールを持った宇野妃奈さん（11）が相手選手３人を引き付け、日野愛月さん（12）へパス。バスケットカウントをもらう３点プレーで逆転し、最終50対47で勝利しました。

　キャプテンの間部史菜さん（12）は「どんな展開でも諦めたら勝てない。皆が前向きに、向上心を持って戦った。本当にありがとう」と試合中とは違い、小学生らしい笑顔で話しています。

　３月28日から代々木競技場（東京都）での全国大会に向け「ルーズボール、リバウンドをしっかり取り、神郷らしいラン＆ガンで勝ちに行きたい」と近藤監督（47）。現在、寄付金も募集中。