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関西王者撃破し予選突破
県内初の快挙


　少年サッカークラブ「大西キッカーズ」が、8月19日から千葉県で開催される全国大会「U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2025」への出場を決めました。県内チームとしては初の快挙で、世界の強豪と戦える貴重な機会に、チームの士気も高まっています。昨年から挑戦している同大会。今年５月、岡山で開催された予選決勝では、関西王者「京都長岡京SS」と対戦。前半終了間際に越智崇太くん（11）のフリーキックで先制。その後後半に逆転されましたが、直後に再び越智くんのキックオフシュートで同点に追いつき、PK戦の末に劇的な勝利を収めました。会場は歓喜に包まれ、涙する選手や観客の姿も見られました。
　コーチの田口怜央さん（39）は「低学年から積み上げてきた経験がチームの力となっている。全国の舞台での活躍に期待したい」と語ります。
　キャプテンの越智心太郎くん（11）は「スペインの強豪バルセロナや海外チーム、国内Jクラブのジュニアチームなどと対戦できるのが楽しみ」と意気込んでいます。