新居浜
生活
2025.06.07
新居浜市 太鼓祭り描いたマンホール誕生
457号1ページ

駅前 人の広場に設置
下水道課、秋山さん考案
新居浜市は水道創設70周年を記念し、地元太鼓祭りをモチーフにした新しいマンホールを製作し、話題となっています。
市は以前から下水道事業へ関心をもってもらおうと、カエデや太鼓祭りの龍と房など、独自のデザインを採用していました。今回70年の節目に伴い、4つの案をデザイン。昨年9月に開催されたイベント「新居浜水道フェスタ」で、来場者から人気投票を行いました。断トツの人気を集めたのは、下水道課の秋山弘介さん(41)が考えたもの。秋山さんのデザイン案は、新居浜太鼓祭りの迫力ある差し上げの様子や、自然豊かな新居浜の山々が描かれた力作です。元々、学生時代から絵を描くことが好きで、2、3日かけて考案しました。
秋山さんのデザインを元に、直径60センチのカラーのマンホールを3つつくり、先ごろ新居浜駅人の広場に設置しました。残りの一つは市役所周辺に設置予定と、もう一つは展示予定です。「マンホールをきっかけに、上下水道にも興味をもってもらえたら」と上下水道局の玉井和彦局長(55)は話しています。