新居浜
イベント
2025.07.05
プロ3年目ホーム開幕 7/5 ミラクルスマイル
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責任果たし進化誓う
上位のF1から2選手加入
新居浜のプロフットサルチーム「ミラクルスマイル新居浜」(多田羅優代表)のホーム開幕戦が7月5日、ホームの新居浜市市民体育館(東雲町1)で開催されます。対戦相手はポルセイド浜田で、キックオフは14時からです。
同チームは発足10年で念願だったプロリーグ「Fリーグ」2部へ一昨年昇格しました。プロ2年目の昨年は10チーム中7位で終わりました。今シーズンは上位リーグのF1所属の「ボルクバレット北九州」から、鈴木雄大選手(28)と星野祐作選手(27)ら6人の新加入選手が加わり、さらなる飛躍を目指します。
また今シーズンに向け出陣式がリアントゥール(東田3)で行われ、多くのスポンサーが激励にかけつけました。当日は金本圭監督(42)がスローガン「責任・進化」を発表。「プロとしての責任を果たし、成長ではなく進化し、常に挑戦を続けていきます」と決意を誓いました。
新ユニフォームの披露や、選手ら全員の自己紹介を代表の多田羅優選手(42)が行った後、選手らはスポンサーらと親交を深めました。
また来賓として挨拶した古川拓哉市長(46)は「皆さんの存在が、子どもたちに夢を与えています。しっかりと闘い抜いてください」とエールを送りました。
多田羅代表は「ホーム開幕戦、皆さんの応援が力になります。全力でプレーしますので、ぜひ会場に来てください」と話しています。
一般の当日チケットは1500円、高校生以下は前売り・当日共に500円です。スポンサー募集中!
宇野 正博さん
選手からコーチへ転身
練習も心も支える
ミラクルスマイルの選手たちとチーム発足時は共に戦い、今は選手からコーチに転身し支えている人がいます。その人はコーチの宇野正博さん(53)です。
宇野さんは学生時代、サッカーをしており、40歳で代表の多田羅さんとの縁でミラクルスマイルへ。地元、新居浜で小さい頃から憧れていた、プロの道につながるチームに入れたことが喜びでした。
四国大会を制した2021年から、コーチに移行し指導を行っています。フットサルは試合展開が早く細かな連携が要で、また一瞬のスキを狙わなければ得点につながらないため、練習も様々なシーンを想定し指示をだします。
また一人ひとりに声をかけ、きめ細やかにコミュニケーションをとり、個性を伸ばすことを大切にしています。プロチームだけでなくジュニアのコーチもしており「基本は同じ。表情や顔色、動き方など人に合わせ、かける言葉もかえなければ」と宇野さん。
「ミラクルスマイルの選手や存在そのものが、子どもたちに夢をもたせられるよう今後も尽力したい」と話しています。