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新居浜

生活

2025.07.19

暑さ本番、熱中症注意 新居浜市保健センターにきく

460号1ページ

救急搬送も7月19人

 新居浜市は7月に入り体温に近い35度を超える気温を観測し、熱中症または疑いで搬送された人が7月に入り19人となっており、新居浜市保健センター(庄内町4)はこまめな水分補給など熱中症対策を呼び掛けています。

 新居浜市は連日の猛暑で、熱中症警戒アラートも発令中です。新居浜市消防本部にも熱中症または疑いで搬送された人が7月に入り10日現在で19人となっており、同センターでは熱中症予防や隠れ脱水などの注意喚起を行っています。

 熱中症の症状は、めまいや立ちくらみ、吐き気、倦怠感などがあり、さらに重症になると意識消失、けいれん、身体が熱い、返事がおかしいなどがあります。予防するためには、温度調節やこまめな休憩、保冷剤や冷たいタオルなどで身体を冷やします。特に注意したいのは、隠れ脱水です。本人や周囲が気づかず、有効な対策がとれないこともあるため、同センターでは爪や尿の色で、隠れ脱水のチェックを伝えています。

 正常な尿は薄い黄色ですが、体内の水分量が減ると尿の色はオレンジから茶褐色に変化。また爪は、逆の指で爪をつまみ、指を離したときに、元の色に戻るまで3秒以上かかる場合は脱水症状を起こしている疑いがあります。

 屋外だけでなく室内でも発症することがあるため同センターの一色莉穂さん(23)は「気分が悪いと思ったら無理をせず、すぐに休みましょう」と話しています。

熱中症になったらどうすればいいの?

①冷やす!

首のつけ根、脇、左右の太ももの内側のつけ根を冷やしましょう。

②水分を摂取!

水分だけでなく、汗によって失われた塩分も補給しよう!

スポーツドリンクなどを少しずつ何回にも分けて摂取しましょう。

③涼しい日陰やクーラーの効いた室内に移動しよう!

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