今治
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2025.07.24
「祇園さん」 1150年式年祭 三嶋・祇園神社
929号2ページ

歴史と伝統を未来へ
「祇園さん」と呼び親しまれる三嶋・祇園神社(祇園町)が、1150年式年祭を迎え、地域を挙げて節目の年を祝いました。
大山祇神社(大三島)と八坂神社(京都)の二柱の祭神を祀る同神社。
三嶋神社の始まりは589年。崇峻天皇の時代、この地の豪族・小千直益躬(おちあたいますみ)が浜の榊の木に鏡をかけて大山祇の神を祀ったところ、鳥が巣を作り、白鳥が多く生まれたことから「鳥生(とりう)の宮」とも呼ばれました。
祇園神社の始まりは869年。清和天皇の時代、全国に疫病が流行する中、須佐之男命(すさのおのみこと)の分霊を、疫病除けの神様として八坂神社から移し祀ったことが始まりとされています。
また「継ぎ獅子」発祥の地とも言われており、敷地内には「獅子舞発祥ノ地」の石碑があります。
式年祭記念事業として、神社の歴史や継ぎ獅子伝承の経緯などを盛り込んだ記念誌を発行。4年がかりで制作したもので、市内全図書館で閲覧可能です。
宮司の越智静治さん(77)は「地域の宝を後世に残したい」と話しています。
「祇園さん」と呼び親しまれる三嶋・祇園神社(祇園町)が、1150年式年祭を迎え、地域を挙げて節目の年を祝いました。
大山祇神社(大三島)と八坂神社(京都)の二柱の祭神を祀る同神社。
三嶋神社の始まりは589年。崇峻天皇の時代、この地の豪族・小千直益躬(おちあたいますみ)が浜の榊の木に鏡をかけて大山祇の神を祀ったところ、鳥が巣を作り、白鳥が多く生まれたことから「鳥生(とりう)の宮」とも呼ばれました。
祇園神社の始まりは869年。清和天皇の時代、全国に疫病が流行する中、須佐之男命(すさのおのみこと)の分霊を、疫病除けの神様として八坂神社から移し祀ったことが始まりとされています。
また「継ぎ獅子」発祥の地とも言われており、敷地内には「獅子舞発祥ノ地」の石碑があります。
式年祭記念事業として、神社の歴史や継ぎ獅子伝承の経緯などを盛り込んだ記念誌を発行。4年がかりで制作したもので、市内全図書館で閲覧可能です。
宮司の越智静治さん(77)は「地域の宝を後世に残したい」と話しています。