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今治

文化

2025.08.30

絆の旋律 アジア大会V 小学生ピアノ連弾

931号2ページ

兄妹のように育った2人
技術力と表現力が高く評価


 アジア規模のピアノコンクール「第29回PIARA国際ピアノコンクールファイナル」が、先ごろ静岡県浜松市で開催され、デュオA部門(低学年の部)で、今治市在住の田中希空くん(9・小4)と松山市在住の一色映里香さん(9・小4)が見事1位に輝きました。
 アジア各国から多くの強豪が集まる中、2人の高い技術力と豊かな表現力が評価されての快挙。昨年は入賞を逃しましたが、努力を重ねてのリベンジを果たしました。
 2人がピアノで連弾を始めたのは4歳のころ。2人の母親の田中弥恵さんと一色真由美さんは、高校時代からの友人で共にピアノ講師です。かねてより「子ども同士に連弾をさせたい」と話していた夢が、今回の受賞で実を結びました。
 互いに切磋琢磨し、兄妹のように成長してきた2人。「練習は大変だけれど、息の合った演奏ができたときは本当に楽しい」と笑顔です。
 8月には、ピアニストの登竜門「ピティナ・ピアノコンペティション」にも出場。四国地区本選で1位に輝き、全国大会に進む予定です。2人は「たくさんのコンクールに出て、入賞したい」と意気込んでいます。

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