…… TOPICS 詳細 ……

木のぬくもりで交流を

　今治市と東京おもちゃ美術館（認定NPO法人芸術と遊び創造協会）とイオンモール株式会社が設立・運営に向けた連携協定を結び、FC今治が運営する「しまなみ木のおもちゃ美術館」が、２０２６年３月、イオンモール今治新都市（にぎわい広場）内に開館予定となり、大きな注目を集めています。

　この美術館は、木のぬくもりを感じられるおもちゃを通して、子どもから大人まで多世代が交流できる場をつくることが目的。地域の森林資源や木の文化と結びつけながら「木育（もくいく）」を広げ、地域のにぎわいや交流拠点としての役割も担います。

　開館に先駆けて「木育キャラバン in イオンモール今治新都市」が先ごろ開催され、木のおもちゃ約300点を使った体験コーナーが人気を集めました。親子連れでにぎわい、木の魅力を五感で感じる機会となりました。

　また、地域住民が「遊びの案内人」として活躍する「おもちゃ学芸員」の養成講座も始まっており、市民とともにつくる美術館としての取り組みが進められています。

　イオンモール今治新都市の担当者は「しまなみらしさを詰め込んだ他にはない美術館を考案中。開館を楽しみにしてほしい」と話しています。