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地域と環境教育にも尽力

　東芝ライテック今治事業所（旭町）が、今治市に生息する希少動植物の調査・保護活動の功績により「日本自然保護大賞・教育普及部門」で大賞を受賞しました。県内の受賞は初の快挙です。
　同社は２０１０年から織田ヶ浜を中心に、絶滅危惧種「ウンラン」などの保護活動を実施。地元自治会や近隣住民、小中学校、行政、専門家らと連携し、年４回の整地や清掃活動を続けており、これまでに１５００人以上が参加しています。
　春と秋には小学生を招いて動植物観察会を開き、海洋プラスチック問題など、環境教育にも力を入れています。授賞式では、富田小学校５年生の発表も披露されました。越智秀信さん（58）は「今後も地域と共に自然保護を進めたい」と話しています。