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　J2リーグ2025年シーズンが終了し、FC今治は13勝14分11敗、勝点53で11位となりました。得点46·失点46で、得失点差0。J2初年度ながら中位に食い込み、安定したシーズンを過ごしました。
　昇格直後のクラブにありがちな苦戦もなく、攻守のバランスが取れた戦いぶりが目を引きました。特にM·ヴィニシウスの活躍が光り、シーズンを通じて17得点を記録。チームの攻撃をけん引しました。
　一方、カップ戦では悔しい結果となりました。天皇杯では1回戦で鹿児島ユナイテッドFCに0-2で敗れ、JリーグYBCルヴァンカップではJ1の強豪·セレッソ大阪と対戦。延長戦に突入する接戦の末、3-4で惜しくも敗れました。
　また、7月に行われた愛媛FC戦では、来場者5369人を記録。サポーターとのつながりを意識した取り組みが展開されました。
　来シーズンは、Jリ
ーグのシーズン制度が春秋制から秋春制へと移行。それにともない
J2·J3のクラブを
対象にした特別リーグが開催されます。このリーグは2026年2月から6月まで実施され、昇格や降格はありません。8月からは昇降格がある通常のリーグが開催されます。
　制度が変わる節目の年。FC今治にとってもJ1昇格に向けた新たなチャレンジが始まります。