新居浜
教育
2025.12.18
東高、駅伝で初の全国へ プロが食事や身体ケア指導
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”都大路“で感謝の走り誓う
地区代表をかけた四国高校駅伝が先ごろ徳島県で行われ、女子の部で新居浜東高校(新居浜市東雲町2)が3位に入賞し、悲願だった全国へ初出場を決めました。
同大会で、女子(5区間21 ・0975㎞)は12チームが出場。東高は2区でスーパールーキーの源代恵麻さん(1年・16)が区間賞の走りで4位に。4区で3位に上がり、アンカーも順位をキープしました。
タイムは昨年に比べ、5分も早い1時間13分52秒で皆大喜び。「練習量は昨年と変わらない」と副キャプテンの大石琉月さん(3年・18)。変わったのは、チームの雰囲気とプロの指導やサポートでした。源代さんは昨年の全国中学駅伝1区区間賞と、並外れた実力がありながらムードメーカー。部活の雰囲気も明るくなりました。
また同校は令和7年度より健康スポーツ科を開設したことで、栄養士や女性クリニックの先生が月に1度訪問。食事や身体のケアなど生徒や保護者が相談する時間も設け、不安も解消しました。
また8月にはマラソン選手の土佐礼子さんから指導を受け、プロの正しい情報を知る機会も増えました。細かな支援を受け、キャプテンの松平えれなさん(3年・17)は「支えてくれた人のために、大舞台で感謝の走りをしたい」と話しています。全国高校駅伝は12月21日、京都・都大路で開催されます。