新居浜
教育
2026.02.21
自転車宅配・ツアー考え、日本一 土居高 地域デザイン部
474号1ページ

融資や収益も得て高評価
地元の"困った"を解決
全国高校ビジネスアイディア甲子園
新商品やサービスを提案する「第24回全国高等学校ビジネスアイディア甲子園」の最終審査が先ごろ行われ、土居高校(四国中央市土居町中村)の地域デザイン部5人の発表がグランプリに輝きました。自転車を活用した宅配やツアーを実践し、完成度の高さが評価されました。
同大会は、全国の高校147校から6275作品の応募がありました。日本一のアイディアを考えたのは、同校地域デザイン部2年の米本羽琉希さん(17)・石河玲凰さん(17)、1年の石川央昌さん(15)、猪川寛史さん(16)、後藤和真さん(15)。
5人は地元の少子高齢化や交通の不便さなどの問題と、県全体での自転車文化の拡がりに着目。宅配大手の「ウーバーイーツ」が地元でできないか、と自転車での宅配サービス「DoiEats(ドイイーツ)」を考案しました。市内の高齢者や障がい者の施設に調査すると、利用したいという声が多かったため、昨年11月「しこちゅー笑顔マルシェ」で実施。1日で150件以上の注文、売上7万円以上を達成しました。
地域に根ざした店の名物を施設に届けた時「皆が嬉しそうでよかった」と5人。彼らの考えに企業や有志団体も動き、融資も得られ自信に繋がりました。またご当地グルメや暁雨館での書道パフォーマンス作品の見学、水書体験などを楽しめるサイクリングツアーも企画。昨年9月に実施し好評でした。
今後は駅前の放置自転車の整備、電動自転車での高齢者の外出サポートなど、地域の"困った"を解決しようと考えています。3月31日には同校でドイイーツ2回目を実施する予定で、彼らの歩みはさらに加速しています。