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今治

教育

2018.09.01

今治工業 宮道さん悲願の全国V

748号2ページ

重圧乗り越え「ほっとした」

恩師の激励、力に変える



全国高等学校総合体育大会が先頃開催され、レスリング競技68キロ級に出場した今治工業高校3年の宮道りんさん(18)が、準決勝で残り4秒で逆転勝ち。3度目の挑戦で悲願の優勝を手にし、「恩師や周りに支えられた。本当に嬉しいし、ほっとした」と張り詰めていた重圧から解放され、最高の笑顔です。

同大会、初戦から順調に勝ち進んできた宮道さん。準決勝では世界カデット選手権65キロ級で2連覇中の選手と対戦し、試合時間残り4秒まで、ポイントで上回られていました。

絶体絶命の時、長年、宮道さんを指導してきた監督の越智雅史先生(45)の「行くしかないぞ」の声が聞こえてきました。恩師の声で自分を奮い立たせ、最後まで前へ前へと攻め技をかけました。残り4秒で逆転勝ち、決勝へ進出しました。

決勝戦も勢いは衰えることなく、攻めの姿勢で前へ出て勝利。一回戦から決勝まで、相手にプレッシャーを与えながら自分のペースで試合ができたと振り返る宮道さん。優勝が決まった瞬間は、「嬉しかった。先生に感謝。ほっとしました」と語ります。

毎日の朝練習では、ランニングや腕立て伏せ、懸垂、スクワットなどをし、その後相手を前に押すなどの練習を男子部員と一緒に続けてきた宮道さん。

中学時代から全国大会で優勝するなど活躍し、高校進学時には強豪校からも声がかかるなか地元を選びました。「監督の越智先生の元で練習し、地方にいても勝てるという姿を見せたい。良い成績で恩返ししたい。周りの選手にも支えられてきた。自分もサポートしたい」と話します。

越智先生は、「よく頑張った。優勝して安心した。本人や周りにも一番しかないと言い続けた。世界で戦える選手になれる。オリンピックを目指せる選手に」と期待を寄せます。

今後はシニアの大会や部に出場する宮道さんは、10月に行われる全日本女子オープンレスリング選手権大会にも出場します。「挑戦者の気持ちを忘れず挑んでいきたい」と前向きです。


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