今治
教育
2019.04.13
“空手少女”全国3位
769号3ページ

走って道場へ 加藤瑞葵さん(9)
地道に練習続ける
全日本少年少女空手道選手権大会が3月23日、東京で開催され、秋山道場の加藤瑞葵さん(9)が、小学3年生女子の部で念願の3位に入りました。「全国の舞台では、2回戦負けで終わっていたので、入賞して嬉しい」と笑顔の加藤さん。
空手を始めたのは5歳の時でした。できなかった技が徐々にできるようになると、空手が楽しくなり、自ら進んで練習するように。指導する秋山史博さん(47)が「センスもあるが、何より努力を続けることができる」と評価するのは、週4日の練習に加え、自宅でも筋力トレーニングを欠かさないこと。自宅から道場までの往復を走ってくるなど、全力で空手に取り組んでいる加藤さん。
「秋山先生のように、大きな大会で優勝できる人になりたい」と笑顔で話しています。
秋山さんは「道場では、駄目に終わっても挑戦することがずっといいと教えている。加藤さんはずっと前を向き頑張ってきた。これからも挑戦してほしい」とさらなる飛躍に向けエールを送ります。