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今治

生活

2019.05.11

業界初軽く、割れない蛍光灯開発 リアラン(株)

771号1ページ

宇野さんに文科大臣表彰

創意工夫功労省「絶対できると信じていた」

 

各職域で創意工夫し、技術の進歩などに寄与した個人を文部科学大臣が表彰する、創意工夫功労者賞の伝達式が4月18日に行われ、照明の設計や開発を手掛ける、リアラン株式会社(小泉2)の代表取締役の宇野一世さん(48)が見事、受賞しました。

宇野さんが開発した発光ダイオード(LED)の蛍光灯は、150グラムと軽く、3階から落としても割れない業界初の優れた製品。

また蛍光灯から発生する電気信号音のノイズの低減にも取り組み、国内最高レベルの数値をクリア。医療用精密機器の周辺でも使用できます。

「お客様からの要望が始まりでした」と宇野さん。未曾有の災害、東日本大震災の後、多くの工場で蛍光灯は割れました。蛍光管の中には水銀が入っているため、専門業者の処理が必要でしたが、被災箇所が多く処理自体を2月以上待つことも。そんな話を聞いた宇野さんは、割れない蛍光灯を作らねばと2年前から着手。1年かけ完成させました。

蛍光管の原材料には、ガラスと樹脂のポリカーボネートを使用。この2種類を使用する比率に苦労しました。ガラスが多ければ割れやすく、ポリカーボネートが多ければ軽量化は実現するも強度が下がるため、強度と軽さを保ちつつ割れないよう、細かい単位で微調整を繰り返していきました。

また管に整形する時も、2種類の冷える温度が違うため、高い技術が必要でした。長年つきあいのある台湾の製造会社に依頼するも、最初はできないと突っぱねられました。それでも「絶対できると信じていた。ぶつかって想いを話し、説得した」と宇野さん。

同社は他にも石膏ボードと同サイズのパネル型照明も開発。「昨年には九電工グループの一員となった。常にお客様目線で挑戦し続け、新しい提案をどんどん行っていきたい」と話しています。


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