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新居浜

生活

2021.02.20

市消防本部 火災警報器で命守ろう

354号2ページ

「生存率が50%上がる」

予防運動期間 3/1~




 新居浜市消防本部では、3月1日から7日の「春の火災予防運動」に合わせ、現在住宅用火災警報器の設置や点検を促す啓発活動を行う予定です。

 同運動は、火災が発生しやすい季節の前に予防意識の普及や、火災による死者の発生、財産の損失を防ぐことを目的に、年2回3月と11月に実施しています。

 昨年は新居浜市内で24件の火災が発生し、一昨年と比べ5件減少しましたが、今年の1月は昨年の同月に比べ、4倍にあたる死者1名を含む8件の火災が発生しました。

 新居浜市は火災の際、煙や熱を感知して音声やブザー音で知らせる、住宅用火災警報器の設置率が76%と、全国平均より約6%低くなっています。

 同消防本部予防課の真鍋祐人さん(29)は「火の後始末の確認は大前提ですが、住宅用火災警報器は火災の際、命を守る最期の切り札と言われています。設置している場合は、設置していない場合より死者数が半減するというデータもあるので、普及活動を続けていきます」と話しています。


【問】☎651342(新居浜市消防本部予防課)

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