今治
イベント
2021.03.27
硬式野球 今治中央ボーイズ 小・中共に全国へ
825号4ページ
「目指すは頂点」
「全員で繋ぐ野球を」
硬式野球の第51回日本少年野球春季全国愛媛県大会が先ごろ開催され、今治市の「今治中央ボーイズ」が小学部(塩崎太久茂代表)・中学部(藤原一成代表)のダブル優勝を達成。全国大会への出場が決まり、選手や関係者は歓喜に満ちています。「小学部・中学部揃っての全国大会出場は目標であり通過点。コロナ禍ではあるが感染防止に留意して全国大会でもダブル優勝を達成したい」と両代表。全国大会は3月26日から31日の間、東京都などで開催されます。
中学部
全国の頂点目指し練習に励んでいる同クラブ。結成は平成25年、県内から現在23人が所属しています。高校野球につなげることが目的。モットーは「泥臭く、ひたむきに」。指導する長野監督(51)は自分に厳しく、野球に取り組むことを徹底し指導してきました。練習は本番の試合を想定し、一球一打に全力。
「気持ちの弱さが負けにつながる。練習から緊張感をもって強い気持ちでやりきることが大切」と長野監督。全国の舞台は3度目。夏の全国大会ではベスト4と16に残りましたが、春の全国大会は初出場。
予選では、先制される苦しい試合もありましたが、気持ちで負けず、僅差を勝ち切る強さをつけています。キャプテンの木下桜成さん︵立花中2・14)は「長打だけでなく、全員で繋ぐ野球で一戦一戦、大事にしていきたい」と話しています。
小学部 「県内、公式戦負けなし」
昨年できた小学部は、県内から21人が集まり昨年の8月に発足。池内大輔監督(38)の気持ちのこもった指導の元、公式戦では負けなし。
エースの木下春空くん(鳥生小6年・12)全国トップクラスとなる約120キロの球速を武器に、全員野球で勝利を重ねています。チームの仲の良さも強さの秘訣。
練習は中学部と同じ方法で、ノックやキャッチボールなど野球の基本を徹底して行っており、好プレーが出ると「ナイスプレー!いいねー!」と皆で元気な声を出し、チームを盛り上げます。
チームの盛り上げ役で、誰より大きな声を出すのはキャプテンの宮内伯くん︵立花小6年・12)。「チームワークの良さで、全国制覇を目指しがんばります」と誓います。