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今治

イベント

2021.04.10

全日 攻めの剣道で県制覇

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精華高教員 髙橋さん

決勝は教え子



第68回全日本剣道選手権愛媛県予選会が先ごろ開催され、今治精華高等学校の教員、髙橋照知さん(36)が見事優勝しました。

攻めの剣道で相手の隙をつくり、そこを逃さない髙橋さんは3歳上の兄の影響で5歳から剣道を始めました。

学生時代も剣道を続け、大学生の時には団体で全国三位になったほどの実力の持ち主。教員になってからも、全国教職員剣道大会で個人三位になるなど活躍しています。同校では14年前に剣道部ができた時から監督として生徒を指導しています。

近年、同大会には出場していませんでしたが、新型コロナウイルスの影響で全国高校総体などが中止になり「出場してコロナ禍の中でも生徒に何かを残せたら」と出場を決意。

決勝では同校の教え子と対戦の師弟対決となりました。手の内を知る間柄で、大会前には同校の道場で練習も。試合は延長戦に入りましたが、最後は突きで優勝を手にしました。「相手を冷静に分析し、ペースが掴めた。教え子と戦えて嬉しい。これからも生徒と共に一緒に汗を流し、技術を磨いていく。剣道を通じて人として生徒を成長させていければ」と笑顔で話します。

髙橋さんは4月29日に大阪で開催される、第69回全日本都道府県対抗剣道優勝大会にも出場します。


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