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新居浜

イベント

2021.05.01

聖火リレー ”希望の光 繋ぐ 沿道から無言の 静援”

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元五輪メダリストら 11人完走


東京2020オリンピック・パラリンピックの開催を前に、全国各地で聖火リレーが始まりました。新居浜市でも4月21日、五輪メダリストの明比勅さんと真鍋和人さんら11人のランナーが晴天の下、沿道に手を振りながら笑顔で聖火を繋ぎました。

新居浜市に聖火リレーが到着したのは4月21日。午前10時頃、四国中央市から種火があかがねミュージアムに到着し、11人の市民ランナーと4人のサポートランナーが市役所までの約2㎞、聖火を繋ぎました。
 今回沿道では、新型コロナウイルス感染防止対策として声を出さず、拍手での応援とマスク着用をお願いした他、ライブ中継をして自宅での視聴を呼びかけました。
 出発したランナーは沿道に集まった人たちに手を振りながらゆっくり足を進め、約1時間かけて聖火を運び、最終ランナーの明比勅さん(76)が西条市へ種火を繋ぎました。
 その後聖火は西条市、今治市と中予方面へと繋がり、4月22日、砥部町からスタートした聖火は八幡浜市でゴールを迎えました。
 今回聖火リレーを走った明比勅さんと真鍋和人さん(62)は共に五輪のメダリスト。明比さんは1971年、イギリスで開催されたパラリンピックの原点となる国際ストークマンデビル大会に出場、スラロームで金メダル、ウエイトリフティングで銀メダルを獲得しました。真鍋さんは1984年ロサンゼルスオリンピックに出場。重量挙げ男子52㎏級で銅メダルを獲得しました。
 明比さんは「無事に聖火を次に繋ぐことができ、ホッとしています。支えていただいた関係者の皆様への感謝と、五輪大会の成功、コロナの終息を願いながら走りました」と話しています。
 真鍋さんは「市民の皆様に感謝の思い。また、ゴルフで活躍している松井くんへ聖火を繋げたのが、次世代にバトンを渡せたという意味で合致しました。是非オリンピックや世界で活躍してほしい」と新居浜からのオリンピック出場を願います。  
 東京2020オリンピック・パラリンピックは7月23日開幕予定です。

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