…… TOPICS 詳細 ……


今治

教育

2021.05.08

今治看護 専門学校 新入生83人、看護の道へ

828号3ページ

リニューアルした校舎で入学式



今治看護専門学校(別宮町7・竹内浩紀学校長)の入学式が4月8日、リニューアルされたばかりの校舎で行われました。

入学したのは第一看護学科46人、第二看護学科15人、准看護科22人の計83人。当日は徳永繁樹今治市長ら来賓や家族が校舎を訪れ、新入生を祝福しました。竹内学校長は「どうせ看護師を目指すなら一流の看護師を目指して欲しい」と激励。

また木本眞今治市医師会長は「今日から皆さんは医療従事者の一人。コロナを予防する気持ちと人に移さない気持ちをもって、学校生活をはじめてほしい」と式辞を述べました。

新入生代表として誓いの詞を述べたのは、第一看護学科の片上智也さん。10年前、東日本大震災の時、命の現場に立っている看護師の映像を見て「将来は人の役に立ちたい」と看護の道を決めました。「同じ道を選んだ皆と共に、患者さんに寄り添える看護師になりたい」と誓いました。

4月に本館改築工事が完了した同学校。本館の耐震化に合わせ、学習環境の充実を図るため校舎のレイアウトなども刷新しました。医療従事者や救急体制を確保するため「この学校で育った学生たちが、今治に残ってもらう努力をしなければいけない」と竹内学校長。 県内の中でも学費は安く、奨学金制度なども充実しているほか、新しく修学に対する支援制度も今年から導入。 「県内外から人が来てもらえるような学校にするため、地域医療を崩壊させないためオール今治でやっていきたい」と竹内学校長は話しています。


ページトップへ