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今治

イベント

2021.05.29

“リボン”で差別なくそう 富田小児童にメモ帳など贈る

829号2ページ

新型コロナウイルスの感染者や医療従事者への差別をなくす活動「シトラスリボンプロジェクト」を知ってもらおうと先ごろ、第一印刷株式会社(喜田村1)は自社で製作したメモ帳などを富田小学校(上徳)の児童らに贈りました。

この活動は、愛媛県の有志らが昨年スタート。特産の柑橘類をイメージした黄緑色のリボンを身につけるなど、全国的に様々な活動が広がっています。同社の代表取締役社長の西原孝太郎さん(42)は思いやりや感謝の気持ちを忘れないでほしいと、卒業生でもある同小に担当者ら4人と訪問しました。

当日、西原さんらは学校でいじめなどをなくす「なかよし委員会」のメンバー7人に、バリィさんとリボンをデザインしたカレンダーやメモ帳約650冊、全児童分を手渡しました。

委員長の井手茉子さん(小6・11)は「学校でも、いじめや差別をなくすため取り組んでいる。リボンを渡すことで、色々な人が優しくなってほしい」と笑顔です。

西原さんは「感染者や医療従事者らを差別しない、思いやりのある社会にしなければ。市内でも活動が広がってほしい」と話しています。


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