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今治

文化

2021.09.11

コロナ収束祈り花火 城慶寺の丹下住職発願

836号1ページ

 新型コロナ退散祈願と県内の医療従事者らに感謝を込め、曹洞宗城慶寺(湊町2・丹下甫澄住職)は8月23日、門前の湊漁港から花火を打ち上げました。昨年コロナ退散を祈り、始めた花火。今年は108発が夏の夜空に打ち上がりました。

 108の煩悩を消し去り除夜の鐘で新年を迎えるよう、新しいスタートを切れることを願いました。

 尺玉には「悪疫退散・激闘退散・元気今治」などコロナに立ち向かうものや、先祖への弔いや新しい命へ感謝の言葉などが貼られており、想いがこもった花火が夏の夜空を彩りました。

 丹下住職は「檀家さんのおかげで今年もすばらしい花火だった。皆に喜んでもらえ住職冥利につきた。来年はコロナのおさまった世界で、希望の花火を打ち上げたい」と話しています。


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