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新居浜

教育

2022.01.15

新居浜工業高等専門学校 高専サッカー全国準V

376号1ページ

練習から優勝を意識
目標を立て一人一人が技磨く


第54回全国高等専門学校サッカー選手権大会が、先ごろナショナルトレーニングセンターJヴィレッジ(福島県)で開催され、新居浜工業高等専門学校(八雲町)が見事準優勝を果たし、歓喜に満ちています。
5年生5人が団結
 同大会は全国57校62キャンパスの高等専門学校を対象に、地区予選を勝ち抜いた16校でトーナメント戦を競いました。
 四国地区大会が新チーム発足以来初の公式戦で、動きが硬かった初戦は苦しい戦いでした。香川高専高松キャンパスの堅い守備を破れず前半無得点。糸口を探すためサイド攻撃を増やした後半、クロスでこぼれたボールに岡本泰輝さん(19)がボレーであわせ、決勝点。硬さも取れ普段の動きが戻り、その後の試合も勝利し、全国の舞台へ進みました。
 全国大会でも勢いは続き1回戦、2回戦と勝ち進み、創部以来1度も勝ちのない宇部高専(山口県)との準決勝。何度もチャンスはありましたが、無得点のまま迎えた後半14分。繰り返し練習した右サイドからのクロスに走りこんだ秦斗哉さん(20)が頭で合わせ1対0で勝利。悲願の決勝の舞台に立ちました。
 迎える相手は大会4連覇中で過去28回の優勝を誇る鹿児島高専。大雨で普段のプレーができない同校は執念で終盤1点をもぎ取りましたが、最後まで体がぶれることのない、鹿児島に得点を重ねられ1対5で敗れました。
 「5年生5人がチームを引っ張り上げ、一人一人が高い意識のあるいいチームでした」と顧問の谷脇充浩さん(46)。「監督やOB、親に支えられ準優勝できたと感謝しています。来年は全国制覇してほしい」とキャプテンの森高駿さん(20)は話しています。

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