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新居浜

生活

2022.06.18

新居浜商工会議所 市出身 県外学生にふるさとの味を

386号1ページ

銘菓など11商品“仕送り“
新型コロナで生活を支援


新居浜商工会議所(一宮町2・曽我部謙一会頭)はコロナ禍で生活に支障が出た、県外在住の新居浜市出身の学生に「若者支援ふるさと便」を6月3日から郵送で届け、反響を呼んでいます。
 同会議所はコロナの厳しい状況下、帰省ができない県外に住む市出身の学生らに、元気になってもらおうと「若者支援ふるさと便」を企画しました。
 学生に地元のことを少しでも知ってもらおうと、新居浜の逸品に認定されている、永久堂(又野1)のレモンケーキなど地元の銘菓や特産品9社11商品を詰め合わせました。そのほか、市の奨学金返済支援制度やものづくりブランドのパンフレットなど地元の情報も同梱。
「つながり感じてほしい」
 5月9日にホームページで受付を開始すると、SNSなどで情報は瞬く間に拡散。その日の夜には定員300人に達し、東北から九州まで国内各地から応募がありました。
 6月1日から2日にかけて300個全てを職員総がかりで準備し、発送しました。学生からも「このような機会をつくっていただき、ありがとうございます」と感謝のメッセージが多数届き、関係者らは喜んでいます。
 産業振興部経営支援課、副課長の佐薙尚史さん(44)は「今回の企画で、地元とのつながりや商品を知ってもらい、新居浜へUターンしてもらえるきっかけになることを期待しています」と話しています。

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