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生徒の話 真剣に耳傾ける

複合型など形態模索

南高生は新居浜市に大型娯楽施設「ラウンドワン」を誘致しようと委員会を昨年発足しました。想いを受け継いだ後輩３人に加え、市内の県立学校６校にも活動の輪が広がろうとしており、話題となっています。

メンバー募集中

　誘致委員会は昨年12月に設立。きっかけは授業の中で社会問題の解決に、若い人が意見しても変わらないという議論からでした。市の問題点など話すうち「デートスポットがないから、ラウンドワンを誘致したい」と盛り上がり、後藤一美校長にプレゼンしたところ承認。

　話はどんどん進み中庭で記者会見した後、１月12日施設の疑似体験イベントを校舎内で企画。手作り銃でのガンシューティング、ボウリングなど３種類を用意し、ラウンドワン関係者も訪問。その時、南高を含む市内６校の生徒を無料招待の約束をし、２月３日に実現しました。

　当日は通常サイズの店舗出店は難しくも、学校や介護施設とラウンドワンの融合など、新しい営業形態での模索を検討するなど様々な意見を交換しました。同校から参加した２年の山本昊雅さん（17）は「真剣に聞いてくれ涙が出るくらい嬉しかった」、１年の三苫陽月さん（16）は「市内の高校生を巻き込み意見を出し合いたい」と話しています。

　今後はさらなる活動の輪を広げるため、市内の高校生たちの有志を募集中です。