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30年以上ボランティア活動


　30年以上前からボランティアで、小学校・保育所などの子どもたちに、農作物の収穫体験を実施している人がいます。その人は、村上豊さん（84）です。
　若い頃から村上さんは、ボーイスカウトの団長をしたり、児童育成クラブの立ち上げを行うなど、子どもとの触れ合いが大好きでした。
　約30年前「畑を任せるので、子どもたちに野菜の収穫体験をさせてほしい」と依頼があり、はじめた農業。以来毎年、大根やじゃがいもの植え付けや収穫など、たくさんの子どもたちに貴重な体験を与え、収穫の喜びを伝えてきました。
　村上さんは、子どもたちの人気者。大根の収穫では「お母さんの足より大きな大根を引けよー」と声をかけ、みんなを笑わせます。
　村上さんは「子どもたちからパワーをもらう。元気なうちはまだまだ続けたい」と笑顔です。