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新居浜

イベント

2024.05.04

口屋 あかがねの会 圧巻のミニチュア太鼓台

431号1ページ

実物と同じ縮尺で細部も表現

ペルルコットンで展示中

 細部まで精巧にこだわった、新居浜太鼓祭りの太鼓台のミニチュア6基が「ハンドメイドマルシェ ペルルコットン」(一宮町1)で展示され話題となっています。

 制作したのは「口屋あかがねの会」の加藤基久さん(79)と合田嘉人さん(73)。写真を元に、実物の1/6と1/10サイズに仕上げています。木材は檜、欅を使用し四角く丸みを帯びた形に削り上げています。粘土と金の塗料で龍を表現。土台となるマス型は正方形でないと傾くため、ミリ単位で調整するなど、いたるところに巧みな技術が光ります。

 きっかけは同会が11年前に発足した当時、地域の歴史を子どもたちに伝えるためジオラマを作り始めたことからでした。その完成度の高さから解散するのはもったいないと、ミニチュア太鼓台を作るように。頭はいつも太鼓台のことでいっぱい。「もっと本物に近づけられるよう、努力していきたい」と2人はさらなる向上を誓います。

 展示期間は5月26日までの金・土・日、時間は11時~17時。

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