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市内すべての図書館が受賞


　今治市立大三島図書館（大三島町）は先ごろ、読書の推進に役立つ優れた取組みが評価され「子供の読書活動優秀実践図書館」文部科学大臣表彰を受けました。本件により、市内すべての図書館が受賞したことになりました。　 
　同館では、上浦・大三島・伯方の小学校や児童クラブに出張読み聞かせを行っています。また、上浦・大三島合同文化まつり時には、青空図書館を開催。青空の下テントを張り、寝転んで本を読めるコーナーを作り、人気となっています。
　また、子どもたちが将来の仕事や進路について考える機会になる「図書館員体験」、未就園児が親子で参加し、工作や読み聞かせを楽しむ「ゼロゼロキッズお話会」なども実施。子どもらが図書館や本に興味や親しみをもち、参加できる企画を常に考えています。
　この表彰は、平成14年から実施。今治市では、平成28年に大西図書館、平成30年に中央図書館、令和３年波方図書館が受賞しており、本件により、市内全ての図書館が受賞したことになります。
　館長の海田良二さん（63）は「今治市全館が短期間で受賞したのは名誉なことであり、ありがたく感じる。これからも、子どもと一緒に利用してほしい」と話しています。