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日本舞踊を今治から世界へ


　来年４月から大阪で開催される「２０２５大阪・関西万博」に今治市の小学生、松下清士郎くん（乃万小５・11）とかぐらさん（乃万小１・６）の日本舞踊兄妹が出演することが先ごろ決定しました。
　２人は今治市のダンススクール「ホットベイビーズ」に所属。兄の清士郎くんは２歳から踊りを始め、表現の幅を広げるために鑑賞した日本舞踊に心奪われました。また、空手男子形の部で愛媛県代表として全国大会にも出場し、様々な分野で才能を開花させています。妹のかぐらさんは兄の影響で日本舞踊を始め、６歳にして舞踊歴４年。芝居にも参加している２人。現在は様々な劇団からの出演依頼も多く、大阪・中四国を中心に兄妹で各地を回っています。
　今回の万博には大衆演劇の本場大阪で舞台に出演した際に大衆演劇を広める活動をしている団体「Geisha Theater」からオファーがありました。６月には万博３００日前公演である「あべてんフェス」にも参加。大衆演劇ファン以外の観客も沸かせました。
　かぐらさんは「いろんな人に大衆演劇、日本舞踊を広めたい」と笑顔。清士郎くんは「お客さんに感動を与えられるようがんばりたい」と話しています。