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今治

イベント

2024.11.30

青き魂、歴史を刻む スタンド歓喜の渦

913号1ページ

FC今治 11月10日 運命の扉
11/16 讃岐に1-0で勝利
11/24 宮崎に1-0で勝利
青き魂、歴史を刻む


岡田会長、苦節10年  次はJ1へ爆進だ



 J3リーグFC今治。11月10日、敵地での大一番ガイナーレ鳥取戦。昇格の行方を左右するこの運命の日、激闘の末、5-0の圧巻勝利を収め、念願のJ2昇格を遂げた。この瞬間、クラブの歴史に輝かしい1ページが刻まれた。


 試合前から緊張感が漂う中、前半7分、エース、マルクス・ヴィニシウスがPKを冷静に決め先制。後半21分、再びヴィニシウスが強烈な左足シュートを突き刺し、流れは完全に今治のものに。さらに4分後、加藤潤也が勢いそのままに追加点を挙げ、会場は歓喜の渦に。さらに後半39分、ヴィニシウスがハットトリックを達成すると、ロスタイムには梅木怜がダメ押しの5点目。観衆のボルテージは最高潮に達した。続くカマタマーレ讃岐戦でも、1-0で勝利。ホームでの最終戦、テゲバジャーロ宮崎戦は1-0で勝利した。
 2014年、元日本代表監督の岡田武史会長が「世界に誇れるクラブを」と掲げてから10年。
 FC今治はサポーターと共に、次はJ1の夢へ向け爆進の期待がかかる。


スタンド歓喜の渦


 11月10日運命の一戦に挑むFC今治。支えるべく、アウェーの地に駆け付けた約650人の熱狂的なサポーターたち。鳥取のスタジアムは青く染まり、響き渡る応援歌が選手たちを後押しした。ヴィニシウスの豪快な追加点が決まると、割れんばかりの歓声が巻き起こり、笑顔が広がった。試合終了の瞬間、涙を浮かべ抱き合う姿も。J2昇格という悲願を果たしたこの日、歓喜の声がこだました。

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